印刷物の「番人」「良心」のような存在…校正者

校正とはなんでしょうか?

校正とは印刷物などの文章の正しさ言い回し、漢字の間違いなどをチェックする仕事です。文字だけでなく内容や体裁、色彩の誤りや写真や図などの不具合までチェックすることもあります。

校正者の指示にしたがって語句、色彩、デザインなどが、デザイナーやオペレーターの手で修正されます。 校正は必要におうじて何度も繰り返されます。

校正者は知識、注意力、根気がとても必要な仕事です。でも極端にいうと赤ペン一本でできるプロフェッショナルな仕事です。





校正の必要性


雑誌、新聞、パンフレット、社内報、web …。

人に見せるための文章が存在すれば必ず校正が必要になってきます。

コンピュータの発達により活字を見る機会も量も増えていますが、

その分、間違いもかなり増えています。
いくら優秀なコンピューターであっても使うのは人間であり、当然間違いもあります。

そこで、必ず優秀な校正者がますます必要になります。

原稿と印刷物などの完成品を比べ、誤字・脱字、言い回しや文章の整合性などを確認し
間違いは正したり、内容の事実、情報の新しさの確認などをするのが校正です。

ユーキャンの校正講座は初心者の方でも赤ペンの入れ方から記号の意味など安心して校正技能が身につけられるようになっています。

講座の流れとしては、実務で役立つ知識を講座の全期間の最初の三分の一で身につけ、
残りの三分の二の期間で多岐にわたるジャンル、多彩な形態の校正を練習し応用技能をつけられるようになっています。
校正は知的でかつ重要な役割を持つデスクワークです!





一度は廃れそうになった校正の技能者


20世紀の終わり、コンピュータの発達とともに印刷、出版業界は大きく様変わりしました。

それまで印刷物が作られる時、きれいな文字は「写真植字(写植)」や「活字」というものが使われていました。それがコンピュータの登場でほとんどすべてが要らなくなってしまいました。

病院のそばには必ず薬局があるように、広告制作会社やデザイン事務所などは必ずお得意様の写植屋さんや活字屋さんと不可欠なつきあいがありました。

それがコンピュータを導入しデザイナーが自分たちの手で文字まで入力し始めて、写植屋さんたちに発注する必要がなくなってしまったのです。

熟練の写植屋さん、活字屋さんたちが職を失いました。

その頃、校正者も同様に必要ない存在と思われ始めました。自分たちが打った文字を自分たちで校正すればいいと思ったデザイナーやディレクターなどの手により校正者たちがお払い箱になってゆきました。

コンピュータを扱える人間は若い人が多かったので余計に校正者の存在が軽んじられていたのかもしれません。

それによってどうなったかというと、誤植が増えたり、他のページの内容との整合性のないなど質の低い印刷物が増えてしまったのです。そして校正の必要性、校正者の偉大さが再認識されました。

元来、校正というのは文字を打ったり、制作した人間がまず自分で見直し、その上で第三者の目で校正者が校正するものなのです。作った本人は自分の間違いというものに気づきにくいものなんです。

だからこそ校正者というものは絶対必要な存在なのです。






 活躍の場としては


 ・校正プロダクションや派遣会社

 ・出版社、新聞社、印刷会社等への出向

 ・編集・制作プロダクションに所属など


「校正」を武器に上を目指すとスペシャリストとして欠かせない存在で、あなたは必ず頼りにされます!
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