通信で美術を習う利点とは 講師が目の前にいない
「何言ってるの、それって利点じゃないでしょ」
そう思われるのは当然です。
予備校や美術大学や専門学校でもそうですが、例えば静物デッサンを描く時、モチーフを組むのは誰でしょうか。
「テーブルの上に青色の布を敷いて、右側に赤いポットを置いて、左側に竹の籠を置きその中にリンゴとレモンを〜〜 」こういうことを考えながらモチーフをセットします。学校の授業では殆どモチーフを並べるということを生徒はやりません。
自宅で一人で描く時、これを全部自分でやらねばなりません。ユーキャンの講座の中にはモチーフが用意されてる講座もあります。しかし少なくても綺麗に並べるのは自分がしなくてはなりません。
「面倒くさいじゃん」そう思われるでしょう。
しかしモチーフを自分で揃えて組むというのは、感性を磨くのに大きく役に立つのです。
きれいなもの、描いて面白そうなものを選ぶ、それはすでにデッサンに役立つ目の訓練になってますし、モチーフを面白く並べる、これすでに構図の勉強になっているのです。
先生がいて課題やらモチーフが与えられるということは、先生から上達のヒントを頂けるということでもありますが、逆にそれに慣れてしまうと、何かを与えられないとできない、そういう状況に陥りやすいのです。
クリエーターというのは自らの手で、自分独自の視点や方法で新たなものを創造してゆく人間のことです。それが誰かに依存するような気持ちを持ってしまえばいいものを創造できなくなってしまいます。
実際、予備校で教えた生徒さんで、優秀な成績で美大に入って卒業したのに、今は美術とは関係ない仕事をされてる方を何人も知ってます。また逆に美大や有名専門学校には入れなかったけれど、今では個性的で他には真似できない面白いイラストをプロで描かれてる人も知っています。
極論的に「美大など行かない方がいい」そう言ってらっしゃる美大の教授すら存在します。
だから、通信で美術を習うというのは不利なことばかりではないのです。
美大に行こうが通信だろうが自分から積極的に習う気持ちこれが大切なのです。
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